華道は、花を使った日本の伝統的な芸術の1つで、生け花と言われています。元は仏教の僧が、花を仏前に捧げたのが始まりだといわれています。華道では花を使って天、地、人という3つの要素を表現する事が基本です。剣山という針で花を固定する金属板を、水を張った花器に固定し、バランスよく花を生けるのが一般的です。はさみをつかって花の長短をつけ、花だけでなく葉の形も重要な要素になります。自然の美や心情を表現する為に、手で反らせたり力を加える事もあります。
茶道は、抹茶という普段の煎茶とは違うお茶を使用して、伝統的な作法を元にお茶を立てたり飲んだりしながら楽しむものです。茶道の基本的なやり方は、茶碗に抹茶を入れて湯を注ぎ、茶せんを使って茶を立てます。 千利休によって、わびやさびという日本人の心の核ともいえる一期一会が確立され、茶道が繁栄しました。一期一会は一生に1度の出会いを大切にする事です。そのために、茶室では花や掛け軸を飾ったり、茶碗などにも力をいれて行ないます。
また、書道は墨で文字を書き、精神の美しさや静けさを文字にあらわす芸術です。書道は日本が発生ではなく中国から伝わり、漢字だけでなく日本で開発された仮名を組み合わせることで日本独自の文化が作り上げられました。書道では書く人の精神や心情を表現するために、標準文字だけでなく、わざと崩してかく事もあります。日本では現在でも書道を授業に取り入れて、和の心を学びます。