お歳暮は日頃お世話になっている人に対して、お礼や感謝を表す意味のある、礼儀を大切にする日本独特の文化です。お中元は7月中旬までの間に、お歳暮は12月中旬の間に行うのが基本です。もともと、お歳暮は中国で神にお供え物を、季節ごとに捧げていた習慣が、日本に伝わり変化していきました。戦国時代から武士の組織内で、リーダー対して日頃のお礼を込めて物を贈る習慣が始まり、これが現在のお歳暮になったと言われています。お歳暮には、水引という贈物に付けられる飾り紐をつけますが、これは魂を贈りものに結びとめると言う意味があります。
お歳暮やお中元の習慣は、20代以上にはほぼ90%の人が行っているとされ、毎年デパートなどで、特別に売り場が設けられたりします。贈る相手は、基本的には親や親戚、上司、取引先などの、目上の相手やお客さんに送ることが多いです。また、特に決まったルールはありませんが、目上の人にあまり高価なものを送るのは、逆に失礼にあたると言われます。お歳暮は日頃は感謝を表しにくい人に対して、感謝を伝える手段として行われ、人間関係を円滑にする為の行事ともいえます。
また、お歳暮を受け取る側の人は、基本お返しはしない事になっていますが、礼状を送るなどの心使いは必要です。お歳暮は感謝の気持ちではありますが、12月26日を過ぎるとお歳暮とは言わず、寒中見舞い扱いになるので注意しましょう。