挨拶は全世界で共通に行われているコミュニケーションの一つですが、方法は国によって異なります。日本で特徴的な挨拶にお辞儀がありますが、ほとんどの国では行われません。日本人には朝の挨拶の「おはよう」と、夜の挨拶の「お休みなさい」という基本の挨拶から、ねぎらいや気遣いを行う「お疲れ様」などが一般的です。
日本の挨拶といえばお辞儀ですが、お辞儀は特定のシチュエーションで使用されるものではなく、挨拶をするときや、お詫びをするときなど場面や気持ちの深さによって腰の曲げ具合が変化します。西洋ではお辞儀よりも、握手が挨拶の主体になっています。
日本人は、礼儀正しい民族であると世界的に言われ、人とすれ違う際には声をかけるように教育されてきました。昔から日本人は見知らぬ人であっても挨拶をし、挨拶が出来ないと無礼であるとか、礼儀がなく恥ずかしい事であるとされてきました。
鎌倉時代では、目にした人には必ず挨拶をすることが礼儀である、と教えられていた事が記録で残っています。しかし、現代では道ですれ違う際の声かけ以前に、顔見知りの人に対しても挨拶がきちんと行われなくなっています。
西洋の文化では、握手やハグといった体を使った挨拶が特徴的ですが、日本人の挨拶は体を使っても、他人と体を接触させないという特徴があります。日本の挨拶は、禅宗が由来になっており、武士の文化によって現在のスタイルが確立されました。