日本では、日本の王族として天皇制度がとられています。日本国憲法において、天皇は日本および日本国民統合の象徴であると規定されています。戦前は天皇は神様であるとされていましたが、戦後は日本の象徴となり天皇の神格化を行わなくなりました。
紀元前660年に初代の天皇である神武天皇が誕生し、現在まで代々受け継がれています。戦前の天皇の役割は最高地位者として、政治権と軍事権をもつ絶対の権力がありましたが、戦後に制定された日本国憲法により、その権力を失い、国政に関する機能は持たず国家的な国事行為を行う存在となっています。
天皇の一族のことを皇室、あるいは皇族といいます。日本人は名字を持ちますが、皇室の人は名字を持たず、天皇から与えられる宮という称号が、一般人の名字に当たります。日本国憲法により、皇族は戸籍法には適用されず、国民の権利である選挙権や被選挙権をもつことができません。また、養子をとることはできませんが、後は一般国民と同じ国の法律が適用されます。
皇室に関する事務は、国務の一環として宮内庁が任せれています。天皇は政治に携わる事は出来ませんが、内閣総理大臣の任命をおこなったり、憲法が制定された場合は憲法を公布するなどの仕事があります。 天皇は世襲制で、皇位継承権のある皇太子が継ぐことが、日本国憲法で定められています。